「みずからの支配」の意。イギリス植民地期のインドで自治,独立の意味で用いられた。ベンガル分割反対運動の盛り上がりを受けて,1906年のインド国民会議派大会では,外国製品ボイコット,スワデーシー,民族教育と並び,スワラージに関する決議が採択された。しかしその自治の内容をめぐっては解釈が分かれた。29年になると,国民会議派はプールナ・スワラージ(完全独立)を政治目標として定めた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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