stained glass 絵ガラス。主として12世紀以後ゴシック教会堂の窓に愛用された。切断した種々の色ガラスを鉛の細枠で組み立て,細部の線を焼きつけて,人物や画像を表現する。13世紀後半から技法の進展によって写実性が増した。フランスのゴシック芸術固有の絵画的表現ともいえる。シャルトル大聖堂(12世紀半ば),パリのサント・シャペル(13世紀半ば)などの作例が有名。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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