Affaire Stavisky 1933年フランスに起きた疑獄事件。同年12月バイヨンヌ市債が,国際的詐欺師スタヴィスキを主犯として不法に発行された。これには急進社会党の同市長や同党内閣の閣僚をはじめ,同党を中心に一部の右翼をも含めた政界に多くの関係者があることが明らかにされた。そのうえスタヴィスキが怪死をとげたことから,急進派を中心とする議会民主政への民衆の不信が高まった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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