ダントン
Georges-Jacques Danton 1759~94 フランス革命の指導者。革命前は弁護士。革命開始とともにパリのコルドリエ地区で活躍,1790年にコルドリエ・クラブを設立した。パリ県・市の要職,司法大臣をへたのち国民公会に選出された。93年4月新設の公安委員会に加わるが7月解任され,ロベスピエール派の革命政府独裁が強化されるに至ってその阻止を試み,ついに94年3月末逮捕され,4月5日処刑。いわゆる現実主義的な妥協の政治家であった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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