(在位前522~前486) アケメネス朝の第3代王。ヒュスタスペスの子。簒奪者ガウマータを倒して即位,各地の内乱を平定した。王は州制度を創始し,兵制,税制,幣制,交通,駅逓の制の整備に努め,以後のペルシア帝国の基礎を築いた。前513年スキタイ征討の軍を起こし,また前492年,前490年の再度にわたってギリシア遠征軍を送ったが,いずれも成功しなかった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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