Talmud ユダヤ人律法学者の,モーセ律法およびそれから演繹した社会百般の事項に対する口伝的解答を収録したもの。本文のミシュナと注解のゲマラからなり,前者はヘブライ語,後者はアラム語で記されている。また4世紀末頃に編集されたパレスチナ・タルムードと,6世紀頃までに編集されたバビロニア・タルムードがある。中世をへて現代に至るまでのユダヤ人の精神文化を知る貴重な資料である。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう