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ダムロン親王(ダムロンしんのう)

Damrong Rachanuphap 1862~1943 タイの王族政治家,文筆家。ラーマ5世の異母弟。兄王の信頼篤く,初め教育改革に携わり,のち1892年から1915年まで内相として中央集権的地方行政制度の整備を推進し,近代タイ国家の領域統治の確立に貢献した。内相在任中から歴史に関心を寄せてタイ語文献の収集事業を進め,引退後はもっぱら学術研究,著述活動に従事。その業績により「タイ歴史学の父」と称される。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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