イラン北西部の都市。12世紀後半から重要都市として発展し,イル・ハン国,カラコユンル(黒羊朝),アクコユンル(白羊朝)の首都。サファヴィー朝も当初首都とした。カージャール朝時代には皇太子が封じられる副都とされ,軍などの近代化の先駆けの地となった。イラン立憲革命に際して立憲派のタブリーズ蜂起の舞台となり,重要な役割を果たした。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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