タジキスタン
Tojikiston 中央アジアのパミール高原とその西麓の地域。南部のアジナテッパに仏教遺跡,西北部のペンジケントにソグド人の遺跡がある。北部のフジャンド周辺はアレクサンドロス大王の征服地の北東端にあたるが,その後はフェルガナ盆地の他の町と共通の歴史を歩み,コーカンド・ハン国の一部として1866年にロシアに征服された。南部は18~19世紀には半独立の小王国群に分かれていたが,1869~96年にブハラ・アミール国(当時ロシアの保護国)に併合された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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