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対立教皇(たいりつきょうこう)

antipope 反対教皇ともいう。適法に選ばれた真の教皇に対抗して,他の手段により教皇を僭称する者。3世紀のヒッポリュトゥスを最初とし,最後のフェリクス5世(15世紀)まで30名以上あり,11~12世紀だけで15名を数える。アヴィニョン教皇のクレメンス7世とベネディクトゥス13世は対立教皇として扱わない。教皇選挙が俗権から独立後はみられなくなった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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