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大モラヴィア国(だいモラヴィアこく)

830頃~906頃 スラヴ人がチェコのモラヴィア南部を中心に建てた国家。863年にはラスチスラフ王がフランク王国の進出に対抗してビザンツ帝国との関係強化を図り,東方正教会の宣教師メトディオスとキュリロス(コンスタンティノス)兄弟に布教させた。スヴァトプルク王の時代に版図をドイツにまで拡大したが,彼の死後ハンガリーの攻撃を受けて崩壊した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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