Bellum sociale ローマ共和政末期の前91~前87年にイタリアの同盟市とローマとの間に展開した戦い。イタリアの同盟市民がローマ市民権を要求して前91年に蜂起したのが発端で,前89年スラがこれを鎮圧し,要求受入れを条件に降服させた。戦争の結果,ローマ市民権がポー川以南のイタリア全土に広がり,イタリアは一つの領土国家となった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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