1. 用語
  2. 世界史 -う-
  3. ウォール街(ウォールがい)

ウォール街(ウォールがい)

Wall Street アメリカのニューヨーク市マンハッタンの南端にある街路。ニューヨーク証券取引所をはじめ大証券会社や大銀行が集中し,金融中心地としてアメリカの金融・証券市場の代名詞ともなっている。建国後公債など証券取引が増大し,1817年証券取引所が開設,ニューヨーク市の発展とともに金融市場としての地位が向上,19世紀末にはアメリカ資本主義の牙城とみなされた。1929年の大恐慌で威信は低下したが,第二次世界大戦後国際金融市場の中心としての重要性は増している。2001年9月11日にテロ攻撃を受けた世界貿易センター(WTC)はそのシンボル的な存在でもあった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう