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ヴェルダン条約(ヴェルダンじょうやく)

843年8月,争っていたルイ1世(敬虔王)の3子,ロタール(1世)とルートヴィヒ(2世,ドイツ人王),シャルル(2世,禿頭王)がヴェルダンで締結した条約。これによりフランク王国は,ローヌ,ソーヌ,マース,エスコー諸河以西の西フランク(シャルル),ライン,ウェーゼル川以東の東フランク(ルートヴィヒ),両者の中間地帯ロタールの地の中部フランク,すなわちイタリア,プロヴァンス,ブルグント地方に三分され,フランス,ドイツ,イタリア3国形成の出発点となった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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