8世紀から9世紀にかけて外モンゴルを支配したウイグルが残したいわゆる突厥(とっけつ)文字表記の碑文。2代目の葛勒(かつろく)可汗(カガン)(磨延啜(まえんてつ),在位747~759)治世中に建てられた紀功碑的なタリアト碑文,同没後建立のシネ・ウス碑文,さらに8代目保義(ほぎ)可汗(在位808~821)の漢文・ソグド文を含めた3種文字のカラ・バルガスン碑文などがある。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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