ヴァンデーの反乱(ヴァンデーのはんらん)

フランス革命期に西部のヴァンデー地方に発生した反革命の反乱。後進的なこの地方の貧困な農民の不満を王党派が利用したもので，カトリノー，シャレット，ボンシャンなどが指導者。1793年3月に発生し同年秋に下火となったが，その後も続き，95年夏にオッシュ将軍によってほぼ平定された。「みみずく党」とも呼ばれる。 (山川 世界史小辞典（改訂新版）, 2011年, 山川出版社)