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ヴァーツラフ

907?~929(在位921~929) チェコのプシェミスル家出身のキリスト教君主で民族的英雄。聖ヴァーツラフと呼ばれる。聖妃ルドミラの孫で,ブラチスラフ1世の子。ボヘミア,モラヴィアの支配を固め,ドイツ王ハインリヒ1世に臣従を誓い,カトリック化に努めたが,ドイツの支配を恐れた弟ボレスラフによって暗殺された。キリスト教化の功により聖列を受け,ボヘミアの守護聖人となった。祝日は9月28日。プラハ随一の繁華街ヴァーツラフ広場には彼の騎馬像が立つ。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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