ヨーロッパ経済協力機構(OEEC)(ヨーロッパけいざいきょうりょくきこう)
Organization for European Economic Cooperation 第二次世界大戦後,マーシャル・プランのヨーロッパ側受け入れ調整機構として,1948年4月,ヨーロッパ16カ国で結成された。ヨーロッパ決済同盟(EPU)という下部機関を通じて,これら諸国の貿易の自由化,通貨の交換性回復を促進した。ヨーロッパ経済の復興発展に伴うEFTA(エフタ)の出現をみて存在理由は薄くなり,61年9月経済協力開発機構(OECD)に改組された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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